0589.JR長崎本線浦上駅



JR浦上駅は島式1面2線の高架ホームを有する長崎本線の駅である。
長崎本線のほか、長崎本線旧線に当たる長与支線への分岐駅でもある。
1番線は下り長崎方面、2番線は上り市布経由及び長与経由が使用する。

長崎本線は1891年8月20日に九州鉄道佐賀線の名称で、
鳥栖から佐賀まで敷設したのが始まりで、
1895年5月5日に武雄まで延伸、
現在の佐世保線に当たる経路で1897年7月10日に早岐まで延伸、
同年7月22日に長崎(現・浦上)まで延伸した。
1898年1月20日に諫早と大村の区間が繋がり、
同年11月27日に長与まで延伸した。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化され、
1909年10月12日に佐賀から早岐までが長崎本線、
早岐から佐世保が佐世保線となった。
現在の長崎本線のルートは有明線として、
1930年3月9日に肥前竜王まで部分開業、
1934年3月24日には諫早から工事が進められた区間が湯江まで部分開業、
諫早からの開業区間は有明西線、備前山口からの開業区間を有明東線とした。
有明東線は1934年4月16日に多良駅まで延伸、
同年12月1日には多良から湯江まで開業、
有明線が全通、同時に有明線長崎本線に編入、
既存の長崎本線は早岐から佐世保までを佐世保線に編入、
諫早から早岐までを大村線として分離させた。
1972年10月12日に電化路線として、
市布経由の短絡線が完成、こちらが本線となる。
旧線は非電化のまま残されて長与支線となった。

浦上に駅が出来たのは1897年7月22日で、
諫早から延伸した時に終着駅として開業した。
開業時の駅名は「長崎」だった。
1905年2月に臨港線として台場町まで延伸、
同年4月5日に正式に長崎本線に組み入れ、終点を新しい現在の長崎駅として、
旧長崎は浦上に改称された。

以前は地上ホームだったが、2020年3月28日に高架化された。
地上ホーム時代は相対式2面2線構造だった。
当時の駅舎は国道206号に面して平屋建てで、
浦上から長崎に行くには並行して走る路面電車の方が全区間100円均一と安く、
また運転本数も多いため下り方面の利用客はほとんどなく、
上り線にはベンチなどが設置されているのに対し、下り線の設備は簡易だった。

1945年8月9日に長崎に投下された原爆の爆心地に近く、被害も甚大だった。
長崎本線は喜々津から長与経由で浦上に至る路線だったが、
1972年10月2日に市布、肥前古賀、現川を経由して浦上に至る新線が開業し、
浦上が喜々津と並んで分岐駅となった。
旧線は長与支線と呼ばれ、新線が電化されたのに対し、
旧線は非電化のままだった。
2022年9月23日の西九州新幹線の開業に伴い、
長崎への在来線特急の乗り入れがなくなったため、
肥前浜から長崎までの新線の区間も非電化となった。


画像 dd28078
撮影日時 2022/11/22 9:09:27

地上駅舎時代のJR浦上駅


画像 dd02593
撮影時刻 2004/05/22 15:46:19




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