2136.JR常磐線広野駅



JR広野駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する常磐線の駅である。
単式ホームは1番線に付番され、下り原ノ町方面が使用、
島式ホームは2番線、3番線に付番され、上りいわき、上野方面が使用する。
2番線は主に下り広野止まりで折り返し上りとなる列車が使用する。
駅舎は1番線単式ホームに隣接し、島式ホームとは跨線橋で結ばれている。

常磐線は東北本線日暮里から東北本線岩沼までを太平洋沿線を通って結ぶ、
東北本線のバイパス線的な位置にある。
運用上は上野から仙台までが常磐線の路線として運行されている。
常磐線は“常陸”の国と“磐城”の国を結ぶ路線という意味で、
JR東日本でも東京支社、水戸支社、仙台支社に管区が分かれる長距離路線であり、
本来なら本線格であるべき路線ともいえる。
常磐線は1889年1月16日に水戸鉄道が、
水戸から小山までの間を開業させたのが初めで、
1892年3月1日には水戸鉄道全線が日本鉄道に譲渡されている。
日本鉄道は東北本線を開通させ、
現在のJR東日本管区の多くの路線を開通させていった、
鉄道黎明期の民間会社で、
東北線から分岐する形で水戸線を入手し、
更に路線を延伸させて東北線のバイパス線として常磐線を整備していった。
1895年には日本鉄道土浦線の土浦から友部の間が開業し、
1896年12月25日には土浦線が田端まで延伸した。
現在常磐線は上野から全ての列車が発着しているが、
この当時は田端から直線で北千住に至っていた。
これは東北本線から農産物などを集め、
1890年に開通した秋葉原線(日本鉄道東北線の上野から秋葉原間の俗称)を経由し、
神田川から海運を経由して各地に送っていた。
現在の常磐線沿線からの農産物もこれに乗せようと、
田端駅で集荷し、秋葉原に送った。
1897年2月25日には水戸から平(現・いわき)まで磐城線が開通し、
同年8月29日には久ノ浜まで延伸、
同年11月10日には中村(現・相馬)から岩沼の間が開業した。
磐城線は1898年4月3日には原ノ町から中村の間が開業、
同年5月11日には小高から原ノ町の区間が開業、
同年8月23日には久ノ浜から小高の間が開業し、
東北本線田端から東北本線岩沼までがこの時に全通している。
1901年には土浦線、水戸線の友部から水戸までの区間
磐城線を統合し、日本鉄道海岸線とした。
1905年には三河島から日暮里の間が開通して現在のルートが完成した。
北千住から直線で田端に至る路線では、
上野発着の旅客列車が田端駅でスイッチバックを行わなければならず、
それを解消するためにこのルートがもうけられたのである。
1906年11月1日には日本鉄道が国有化され、
1909年10月12日に海岸線は正式に「常磐線」という名称を与えられた。

広野に駅が出来たのは1898年8月23日である。
2011年3月11日の東日本大震災では、
久ノ浜から広野までの区間が同年10月10日まで不通、
広野から竜田の区間は2014年6月1日まで不通となった。
画像は旧駅舎で、2024年11月9日から新駅舎が使用開始となった。


画像 dd31001
撮影日時 2025/02/17 11:14:57

JR広野駅新駅舎。


画像 dd31002
撮影日時 2025/02/17 11:15:26




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